こんにちは、Fireおじさんです。
今回は投資スタイルについて補足させていただきたいと思います。
金融資産については長年にわたる株式投資で築き上げたもので、1996年の就職を機に始めた従業員持ち株会がそのスタートとなります。
投資スタイルの着地点
紆余曲折を経て最終的にはインデックス投資に行きつきました。
普通じゃん!!と怒られるでしょうが、片手間で深く考えずにインスピレーションで投資してしまうFireおじさんでは市場平均に勝てませんでした。
リーマンショック以降はアメリカ市場でETF(VTI,QQQ,VXUS,VOO等)と個別株を景気予測しながら売り買いしてましたが、まぁ~当たらない当たらない。
素直にETFをガチホしてた方が間違いなくリターンは良かったと思います。
今は低コストのインデックス投資信託をアセットアロケーションを組んで積立投資し、定期的にリバランスして運用しています。
投資で得た経験
20年を超えて株式投資を続けてきましたが、投資スタイルの着地点に行きつくまでに経験したことを簡単に触れてみたいと思います。
ブームに乗るとやられる
ITバブルやBRICs等、数々の投資領域に対する投資ブームが起きましたが、ブームを知るころには最終局面に近いことが多く、乗ってみたらジェットコースターだったという事が良くあります。
好調なセクターはその時々で移り変わるので、嗅覚の鋭い投資家でないと無理ですね、おじさんには無理でした。


投資成績の良かった人の結果はあながち間違いじゃない
資産運用の会社フィデリティが調査をした結果として巷で噂になっている下記ですが。
運用成績の良かった人の属性
・1位、亡くなっている人
・2位、運用しているのを忘れている人
あながち間違いじゃないと思います。
自分も買ってほったらかしにしてたインデックスファンドが一番リターンが良かったです。


予測は当たらない
巷のニュースやレポートを参考に株式市場の予測を自分なりに立ててみますが、まあ~当たらない。
2017年末のトランプ大統領当選後の株式市場爆当たりなんかは最たるもので、事前の予想では当選したら爆下がり、が大筋でした。
私自身は何もしておらず、当選したときは戦々恐々でしたが、結果は正解でした。

売り買いのタイミングを当て続けるのは難しい
株式市場の将来を予測し、うまく売り買いできたとしても立て続けに当て続けるのは難しかったです。
大抵は上手く売っても買い時をミスる。上手く買っても売り時をミスる。のどっちつかずな感じでした。
典型的な下手糞ムーブはコロナショックの時が記憶に新しいです。
ナスダック100指数に連動しているETFであるQQQの売買について触れると、コロナショック前の2020年1月に平均単価218.8ドルで売り抜けることができてすごく喜んでたのですが。
※コロナショックにおけるQQQの底値は2020年3月20日の170.7ドル
その後、急速に株価が戻った事で買い時を逃し、結局2020年10月に買い戻した時には平均単価277.7ドルでした。
振り返ってみると、売って含み益に対して税金を払った上に27%も上昇した値段で買い戻すとか、マジで黒歴史です、もったいなかった。

個別株はコンスタントに結果が出せない
個別株投資も色々手を出してみましたが、コンスタントな結果は出せませんでしたね~。
明確な損切ラインを設定していなかったからなのか、そもそも銘柄選定時の調査不足なのか。
結局のところ勝ち負け色々でトータルするとインデックス投資と変わらんのじゃない?むしろ負けてる?
みたいな、微妙な結果のオンパレードでした。